転売を目の当たりにした。
「あまうが」は温泉たまごが大好き。
家で気軽に温泉たまごができたらいいな。
カップ麺の器で温泉たまごが出来るのは知っているけれど、もっと手軽に出来るものがあるらしい。
で、検索してたらこの商品をみつけたよ。
Amazonで探してたら、結構あった。
うーん、なかなか高いわね…。
レビューをみてびっくり。
レビューを見ていてびっくり。
まったく同じものがセリアで売ってるらしい。
もともと100円の商品なのね。
これが転売なのか…。
「転売」と「せどり」違いは?
マスク不足の時に転売する人がいるってニュースになっていたけど、なるほどいろいろなものが転売されているのね。
「転売ヤー」と並んで「せどラー」もよく聞くので調べてみた。
なるほど、「転売」とか「せどり」をする人なのね。
「転売」はわかるけど、「せどり」ってなんだ?
「転売」ってなんだろう?
念のため「転売」をウィキペディアで確認。
主に数量が限定されるなどの入手困難な商品を転売目的で購入(個人ないしアルバイト等で雇われた複数人)し、インターネットオークション等のインターネットを介し高値で販売することを生業・趣味とした一般個人を指す。
ウィキペディア
なるほどね…。
「せどり」ってなんだろう?
『同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)』を指すが、一般的には古本用語を元にした「掘り出し物を第三者に販売して利ざやを稼ぐ」商行為を指す言葉。
ウィキペディア
価値が分からない店や人が二束三文で「見る人が見たらお宝」である品物を売ってることがある。
そういう品物を見つけ出し、適当な商品ラインに乗せることが「せどり」のお仕事だとあまうがは思っている。
だから、「見る人が見たらお宝」な品物も喜ぶし、手に入れた人も喜ぶ。
もともと品物を持っていた人は、値上がりした品物をみて「そんな高価な値段で売れるとは!」悔しがるかもしれない。
だけどそれは、自分が見る目が無かったからと諦めるべき。
価値を知っていた「せどらー」を責めるのはお門違いだとあまうがは思う。
しっかりと利益を手に入れるためには、どの商品を手に入れべきか、どのぐらいの価値があるか、引き取ってくれる業者や顧客はいるかなど、いろいろ勉強が必要だとおもう。
せどりをするのに許可は必要?
中古物の「売買」をするには「古物商許可」が必要なのね。
許可を出すのは警察署で、生活安全保安係が窓口なんだって。
主だった営業所がある住所を管轄する警察署で申請するらしい。
手数料は1万9千円。
不許可となった時も手数料は返してもらえない。
厳しいな。
許可が下りるか下りないかは、申請から大体40日後に連絡があるんだって。
許可が下りるまでは古物商としての営業活動はできない。
活動をしようという人は早めの申請が必要だね。
申請なくても出来るって言う人もいるかもしれない。
急に取り締まりが厳しくなって、突然警察が家に来たら困ると思う。
来たらその時に申請すればいいというかもしれない。
その時の申請を警察が許してくれるならいい。
でも、商売が軌道に乗り始めてから40日の実質営業停止状態になるのは厳しいと思うんだよね。
「転売」は多くの人を不幸にする。
転売は、消費者も小売り店もメーカーの人も不幸にすると思うんだよね。
先ほどの「本格温泉たまご器」に関して思うこと。
100円均一商品販売企業から見た転売に思うこと。
100円均一の商品を開発するって大変な事。
100円商品を販売する会社にはもちろん社員が必要だから人件費がかかる。
少しでも安く商品を消費者に届けるために、国内の会社や海外の工場等と打ち合わせをしている。
時には現場に行くこともあるだろうから、交通費等のいる。
店舗で商品を販売するときも、家賃が必要だし、光熱費もかかるし、販売員も雇う必要がある。
もちろん、工場や倉庫から店舗に品物を輸送する費用だって発生する。
経理の仕事をしていた訳ではないのであまうがはよくわからない。
だが、会社の維持費としてかなりの経費が掛かるだろう。
それをすべて、100円の商品を売って賄っているわけだ。
本当に頭が下がる。
商品生産企業に対して思うこと。
販売企業から、「この値段でやってもらえませんか?」と言われて、その原価に収まるように材料を変えたり、製法を変えたり生産企業も消費者に安く届くように努力をしている。
もちろん商品を売っているのだから不良品が多くては困る。
けれど、値段が安ければ「100円だから、まぁ仕方ないよね。」と思う部分もある。
心に引っかかっているamazonのレビュー。
底に取り付けてある水の抜けるパーツ、熱の為かはずれてしまう。
Amazon カスタマー
取り付けも非常に困難!
二個購入の一個は、穴が空いていなかった。
はっきり言うと、商品開発中の品物テストしているかのような物。
C国製か使い物にならない。
最悪、二度と買わない
この方がいくらでこの「本格温泉たまご器」を買ったかはわからない。
「日用品卸-BABABA」さんはamazonとか楽天に以前にはお店は出していなかったから、おそらく750~950円ぐらいでご購入されたのであろう。
でも、100円商品だと知っていたらこんなにお怒りになっただろうか…。
不良品として交換ぐらいで済んだのではないだろうか。
開発会社である「山田化学(株)」さんへのこの方の評価は、鬼のように低いんだろう…。
私は「山田化学(株)」、素晴らしいと思う。
こんないい製品を100円で世に出してくれたことに感謝しているよ。
関係ないけど、このノジマの取り組みを応援するよ。
こういう企業が増えて安心して商品を買うことができるようになればいいな。
消費者から見た転売に思うこと。
セリアで税込み110円で売ってるものを、700円とか950円とかで買いたくない…。
転売してる人は、近くにお店が無い人の役に立っているというけれどさ…。
高い、高すぎるわ!
友達が買うって言ったら、絶対阻止するわ。
全く知らない人でも、「その商品はもともと100円ですよ!」って声かけるわ!
「Amazonの「日用品卸-BABABA」さんで100円で売ってるから!」
税別で110円だけど。
本格温泉たまご ほんとは100円均一商品! 100円雑貨&日用品卸-BABABA販売 山田化学(株)
私が物品販売をするなら。
私が物品販売をするなら、きちんと卸の業者から買い付けて売る。
品薄になるから、小売店で買い占めるのはやめてほしい。
マスク不足の時に100円ショップで転売目的でマスク買い占めようとした人がいたらしいけど、普段でもやめてほしいものだ。
とんでもない!
今回の記事を書くにあたりいろいろネットを見ていたら、こんなものが。
みなさん、買わないように気を付けてください!
何回も言いますが、この商品の本体価格は100円です!
転売屋指南の一言にもやもやした。
転売を指南している人の一言。
「100円ショップは庶民の味方です!」
うん、私もそう思うよ!
でもさ、庶民の味方を、沢山の人の努力の結晶である100円商品を、吊り上げて売ることを勧めるあなたは、庶民の味方なの?
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